戦闘機F-86Fをご存知ですか? とある著名航空ジャーナリストが、これを描いた水彩画が有ったのです! このレアアイテムがコンビニプリントで購入可能な写真として発売決定!
このページでエピソードを紹介させて頂きます。
- 戦闘機F-86Fの概要
- 水彩画のモデル
- 戦闘機F-86Fの概要
- 戦闘機F-86Fのエピソード
- 戦闘機F-86Fは初代のブルーインパルス機体
- 初期ブルーインパルスこぼれ話
- まとめ
1. 戦闘機F-86Fの概要
1-1. 水彩画のモデル
この水彩画は、1955年頃に帆足孝治氏によって描かれました。
九州の築城基地、第10飛行隊所属のF86F戦闘機がモデルとなっています。
1-2. 戦闘機F-86Fの概要
太平洋戦争後、航空自衛隊の戦闘機は、米軍による機材の供与からスタートしました。
F86FはF86シリーズで最も多く製造された機体です。エドガー・シュミュードが設計し、ノースアメリカン社が製造しました。
様々な変更の中で、性能の向上がはかられています。
日本でのライセンス製造は新三菱重工が請け負い、航空自衛隊では合計435機が配備されました。
2. 戦闘機F-86Fのエピソード
2-1. 戦闘機F-86Fは初代のブルーインパルス機体
航空自衛隊が世界に誇る、アクロバット飛行隊「ブルーインパルス」。
戦闘機F-86Fはその初代機体として採用。
1964年の東京オリンピックで、国立競技場の青い空に五輪の輪を見事に描きました。
いまなお、伝説として語り継がれています。
2-2. 初期ブルーインパルスこぼれ話
当時のパイロットでまだまだお元気なOBにお話を伺ったことがあります。
「前の晩は眠れず、雨の予想もあり、ヒヤヒヤしていた。ところが、なんと当日の開会式には真っ青な好天となり、ほっとした」
何よりもアクロバット飛行で重要なのは、ベストのタイミングをはかること。
しかし当時は、今のような環境が整っていません。ではどんな方法で?
NHKのラジオ中継を機内で聞きながら、空中で待機していたといいます。
なんというアナログな待機方法だったことでしょう。
3. まとめ
この絵画を描いた帆足孝治氏は1938年生まれ。85歳の今でも、大変お元気そうです。
著名な航空ジャーナリストとしてご存じの方も多いでしょう。
以前インタビューをさせて頂いた時、こんな事をおっしゃっていました。
「もうこのマークをつけた部隊は存在しません。しかし尾翼の八の字をアレンジしたマークは、今でも強烈な印象があり、忘れられません。
でも、やはりこの第10飛行隊の青いストライプのマーク。F-86Fの絵を描くとき一番カッコいいと思うのはこれですね!」
と、窓の外を子供のような眼差しで眺めてから、ポツリと口にしました。
「飛行機はいいねえ~」と。
出典:航空自衛隊レジェンドブック(産経新聞出版社刊)
eプリントサービスで「戦闘機F-86F水彩画」の写真(2月22日に販売開始予定)を購入したい方はこちらをご覧下さい!
(コンテンツ番号:JAD(未定) 写真紙2L版 250円)
戦闘機F-86F水彩画の写真は2月22日に、写真紙L版 150円 A4光沢紙 250円でも販売開始予定です(全て税込価格)。
このページの筆者が自衛隊について深く掘り下げるYouTubeチャンネル「神田テレビ」が有ります!
上のバナーをクリックして、是非一度「自衛隊秘話シリーズ」動画をご視聴してみて下さい!