中等練習機の編隊飛行の事を知っていますか? 航空自衛隊の重要な訓練の一つ、編隊飛行を捉えた写真があったのです! このレアアイテムがコンビニプリントで購入可能な写真として発売決定! このページでエピソードを紹介させて頂きます。
- T-1中等練習機の概要
- T-1中等練習機の概要
- 中等練習機の変遷
- T-1中等練習機エピソード
- T-1中等練習機で行う訓練とは
- ベテラン教官の言葉
- まとめ
1. T-1中等練習機の概要
1-1. T-1中等練習機の概要
T-1は、航空自衛隊の中等練習機です。
この機体は、戦後初の国産亜音速ジェット機であり、初飛行は1958年となっています。
航空自衛隊のパイロットは最初に、レシプロ機(プロペラ機)で充分な基礎訓練を行います。
それを終えた次の段階として、ジェット機に乗っての訓練が始まります。
T-1は生産数は少ないのですが、そのための中等練習機でした。
1-2. 中等練習機の変遷
当初は白色の塗装に日の丸というデザインでした。
しかし、1971年に航空自衛隊のF86Fと民間機が空中衝突するという事故が発生。
それ以降、このTー1の塗装は目立つように赤とオレンジに塗られるなど、事故防止が施されました。
このカラーリングに見覚えはありませんか?
そう、現在の練習機の中心となっているT-4(ブルーインパルスなどでも使用している機体)にも受け継がれています。
航空自衛隊装備の中等練習機・T-4による編隊飛行。
2. T-1中等練習機エピソード
2-1. T-1中等練習機で行う訓練とは
この写真は1958年に北九州上空で撮影されたもの。16機が編隊飛行訓練を実施しています。
パイロットは、まず2人乗り機で前席に訓練生が、後席に教官が搭乗して行います。
次に単独飛行訓練を受け、そして次に編隊飛行訓練へと進むのです。
軍用機は編隊で飛行するのが当たり前。
もしも、中等練習機によるこの編隊飛行訓練を突破出来ない場合は…。
その隊員にパイロットとしての任務は任されず、機を降りなければならないのです。
2-2. ベテラン教官の言葉
ベテランの教官は熱く語っていました!
「訓練は想像以上に厳しく、かなり辛辣に訓練生を鍛えている。中には泣き出すものや、ふてくされる者もいる。
しかし、我々教官は、その程度の事ではへこたれない。なぜなら、
『君はパイロットに向いていない!失格だ!』
と正直に言わないと、後々命を落としかない。周りの隊員にも、迷惑をかけることになる!
何よりも、どんなに不出来な訓練生でも大切な命。そして親御さんにとっては愛する子供なのだから」
3. まとめ
そして最後に、
「教官たちは何よりも、一人一人の命を最優先に大事に考えている。
そのことはわかってほしい」
と、鋭い目で語ってくれました。
出典:航空自衛隊HP、航空自衛隊レジェンドブック(産経新聞出版社刊)
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